INTRODUCTION
システム開発の背景
（市場ニーズ）
昨今の製造現場において、人手不足やDX化は喫緊の課題です。自動化設備やセンシングでの情報収集などは、加工機内がクリーンな状態でなければ、安定化しません。加工環境ソリューションは、スラッジ対策（精密濾過）から始まり、加工環境を整えることで、製造現場が抱える様々な問題を解決し、スマートファクトリー化を目指す製造業の皆様を応援します。
そのスラッジに最も困っているのが、脆性材（セラミックス、石英ガラス等）を加工をされているお客様です。
加工環境ソリューションは、マイクロファインバブル発生機「バブパワー2」による洗浄技術を核に、高精密ろ過装置、センシング技術を組み合わせ、加工効率の向上と設備や工具の長寿命化を実現するソリューション。
加工液に含まれる微小なスラッジを効率よく除去することで、設備や工具のパフォーマンスを最大限引き出します！
FEATURE
サービスの特徴
① 脆性材加工に必須な
トータルコーディネート
脆性材加工に欠かせない「精密ろ過」+「マイクロファインバブル」+「加工機」+「対象物質別AEセンサー」をパッケージにすることで、
脆性材加工に驚きの効果を生み出します。
② 驚きの洗浄力で、工具の長寿命化を実現
「精密ろ過」と「マイクロファインバブル」で、
工具や砥石、加工箇所や機内に付着したゴミ（スラッジ）を効率よく徹底捕集。
加工テストでは、セラミックスで最大6.7倍の工具の長寿命化を達成しました。
キャビテーション方式だから成せる、
平均直径100ナノメートルの
超微細マイクロファインバブルによる
クーラント液の洗浄技術
加工後の電着砥石面（顕微鏡写真）
日刊工業新聞社主催 2021年
第64回十大新製品賞
「モノづくり賞」 受賞！！！
水溶性クーラント（切削液）装置向けのマイクロファインバブル（MFB）発生器。MFB発生機構の内部を切削液が一定の水圧で通過する際に旋回流を起こし、液中に含まれる約２％の酸素を微細バブル化する「キャビテーション方式」を採用。外気を使わずにMFBを生成し、液の酸化を防げる。
MFBが消滅する際に発生する活性酸素の消毒機能により、クーラント液の劣化を抑えられる。クーラント液1cc中に平均直径100ナノメートル（ナノは10億分の1）のMFBを約1億4000万個含む。部品の加工や洗浄の際、隙間に泡が入ることで接触面の抵抗が減るため、工具の長寿命化や切削速度の向上といった効果も期待できる。
③ 「工具摩耗の見える化」
工具のコーティング剥離などの
微細な変化を
対象物質別AEセンサーで計測。
極小径工具（工具先端径 φ0.5mm以下）
でも状態変化を可視化でき、
人に依存しない工具管理が実現できます。
φ0.2のドリルで再テスト
（素材 セラミックス）
28穴目で異常な波形を検知。
工具の状態は？
異常な波形を分析し、
マシンにフィードバック。
人のスキルに頼らない、
工具交換も可能となります。
※ツガミ製のマシニングセンターは、
PLC無しでダイレクトフィードバックが可能です。
実機見学や加工テストも
対応できます！
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