当社の歴史は、1666年(寛文6年)
徳川四代将軍家綱の時代までさかのぼります。
炭屋としての創業と、5年目にしての打ち刃物問屋への転業が、
その後350年続く機械、工具、機器などの
ハードウェアの取扱いの発端となった
当社最初のイノベーションとなりました。
以来、業界の先駆者としてイノベーションへの挑戦を続けています。

  • 1666創業

    創業当初、庄九郎は刀鍛冶に木炭を卸していましたが、戦国時代が終わり刀鍛冶が次々と鋏や包丁鍛冶に転業するのを見て創業5年目に木炭商を廃業し、第二の創業として打刃物商を興します。これが350有余年続く当社の原点となっています。

  • 1674江戸本石町に江戸店を開く

  • 1688屋号「炭屋」の制定

  • 1780良品奉仕の精神 誕生

    商才に富んだ六代目は、切れ味抜群の剃刀に「炭屋※請合いなし」(品質保証しない)と刻印し、東海道の宿場町にばらまきました。使ってみるとその切れ味の素晴らしさに驚き、炭屋の請合うものがどれほどの切れ味だろうかと評判となり、全国的にその名が知れ渡ったといいます。
    ※炭屋:当社の江戸時代の屋号

  • 1909日本初となる洋金物の国産化

    海外からの輸入に頼っていた金物の国産化に挑戦するため1909年大阪府堺に湯淺鉄工所を創設。スパナやツルハシの製造に加え、蝶番とフライパンの初の国産化に成功しました。

  • 1910中国 漢口(現在の武漢)に営業所を設立(初の海外進出)

  • 1918湯淺蓄電池製造の設立

    祖業である金属の科学的研究の一環として、12代目が京都の自邸に研究所を設け蓄電池の研究の試作を行ない、1918年大阪府高槻に湯淺蓄電池製造株式会社を設立しました。

  • 1919株式会社湯淺七左衛門商店を設立

    12代目は家業に新風を取り入れるべく店則の大改正、工場(湯淺鉄工所)の設立、湯淺蓄電池製造(株)の創設、中国への進出など、次々と改革や新事業を推し進めましたが、最大の功績のひとつは株式会社湯淺七左衛門商店の設立です。会社設立時の社員数は138名(京都本店6名、東京支店46名、大阪支店46名、海外出張所40名)、資本金は200万円でした。

  • 1940商号変更 湯淺金物株式会社

  • 1962株式1部上場(東京、大阪)

  • 1969販売先ネットワーク「ユアサやまずみ会」発足

  • 1977仕入先ネットワーク「ユアサ炭協会」発足

  • 1978商号変更 湯浅商事株式会社

  • 1978「機械と住宅」の
    システム商社として始動

    販売先ネットワーク「ユアサやまずみ会」、仕入先ネットワーク「ユアサ炭協会」の主催・協賛によるプライベート展示会「グランドフェア」を開催。金物問屋から「機械と住宅」のシステム商社としての道を歩み始めました。

  • 1983「青年やまずみ会(現 YUASA Growing 会)」発足

  • 1992旧湯浅商事株式会社と旧ユアサ産業株式会社が合併
    商号変更 ユアサ商事株式会社

  • 2009社会課題解決ビジネスへの挑戦

    「事業を通じた地球環境への貢献」を目的に、環境・省エネルギー事業をスタート。2013年からは業界に先駆けレジリエンス(防災・減災・BCP)ビジネスを本格化させ、どちらも売上規模300億円以上のビジネスとして拡大しています。

  • 2014本社を東京都千代田区神田美土代町に移転

  • 2016創業350周年を迎える

  • 2020「つなぐ」複合専門商社グループへ

    2026年の創業360年を見据え、モノ売りからコト売りへの事業構造改革を目指す長期ビジョン「ユアサビジョン360」を発表。2020年にはキャッチフレーズとして「『つなぐ』複合専門商社グループ」を制定し、グループの総合力を発揮した「つなぐ」イノベーションの創出による社会課題の解決を目指しています。

  • 2021サステナビリティ宣言 策定

    350年以上受け継がれてきた経営基盤をさらに進化させるため、企業理念に基づいた「サステナビリティ宣言」を策定しました。

  • 2022東京証券取引所の市場区分をプライム市場に変更

  • 2023中期経営計画
    「Growing Together2026」 スタート

    「ユアサビジョン 360」実現のための最終ステージとして、2023年4月から3ヵ年を対象とする中期経営計画「Growing Together 2026」を推進しています。