「YUASA Grand fair in Thailand」レポート
2025年3月10日
- カテゴリ:省エネカテゴリ:再エネカテゴリ:カーボンニュートラル
2025年2月5日~2月7日の3日間、タイのBITEC バンコク国際貿易展示場99・100ホールにて、
海外で初のプライベート展示会となる「YUASA Grand fair in Thailand」を開催しました。
ご来場いただきました皆さま、並びにご支援・ご協力をいただきました関係各位の皆さまに心より御礼申し上げます。
展示会場では「日本の文化とタイの文化を“つなぐ”」というテーマのもと、工作機械、省エネ設備、建設機械、建材など206社のメーカー様にご出展いただき、3日間で計6,111名の方々のご来場、2,600件を超える商談が発生しました。
多くの新規顧客との接点を創出し、タイ市場における更なる事業拡大の足掛かりを築くことができました。
本記事では、現地の様子やタイの脱炭素情勢についてお伝えいたします。
現地レポート
今回海外での初めてのグランドフェアということで、プロモーションにも力を入れました。
(左 : 空港からバンコク中心部へ向かう途中で)
(右 : ”稲葉製作所様100人乗っても大丈夫” タイVer.の広告も)
会場のバンコク国際貿易展示場(BITEC)は、バンコク内を走る高架鉄道BTSのバンナー駅と直結しており、
中心街からのアクセスも良好でした。
(左 : before)
(右 : after)
YES部ブースの様子
YES部のブースでは、ユアサ商事のカーボンニュートラルソリューションを示した大判パネルのほか、
再エネ・省エネ、二国間クレジット制度(JCM)、タイ都市間連携事業、BOI(タイ投資委員会)の5つのパネルを
展示いたしました。
ユアサ商事のカーボンニュートラルソリューション
本パネルでは、カーボンニュートラルに向けたソリューションの流れや主な取り組み、海外拠点のご紹介をしております。
右側にありますモニターでは、ソリューションや海外での施工実績などをまとめた下記の動画を投影いたしました。
YES部海外事業 紹介動画
省エネルギーソリューション
ウェアラブルカメラを活用した遠隔省エネ診断や、二国間クレジット制度(JCM)を活用した導入実績のご紹介をしております。
再生可能エネルギーソリューション
詳細なシステム設計から発電シミュレーション、その後の施工・保守管理まで対応の流れや、二国間クレジット制度(JCM)を活用した導入実績のご紹介をしております。
二国間クレジット制度(JCM)
タイもJCMの対象国となっており、これまでに事業全体で48件の採択実績があります。
ユアサ商事でもタイを含め、各国で二国間クレジット(JCM)の支援実績がございます。
【日本工営株式会社】タイ都市間連携
日本工営株式会社様の協力のもと、タイにおける都市間連携事業の紹介パネルを展示いたしました。
脱炭素社会の実現に向けて、大阪市とEEC(タイ 東部経済回廊)の都市間連携を通じて日本企業とタイ企業の協力を推進していく事業です。
ユアサ商事は、協力企業として本プロジェクトに参画しています。
BOI(タイ投資委員会)
タイへの投資を促進するための税制優遇等をご紹介しております。
本ブースでは、BOI現地スタッフを配置し、相談コーナーとしてお客様との商談を行いました。
会場内の様子(セミナー、各ブース)
会場内に設けたオープンセミナー会場での「カーボンニュートラル動向とタイ東部の都市間連携事業」の様子です。
他「生成 AI の活用とこれからのビジネス展開」「近接覚センサーが変えるアジアのものづくり」など、様々な課題解決のための講演が行われ、同時通訳を介し多くのタイの皆さまに参加いただきました。
(左 : YES部ブースにて説明している様子)
(右 : 「JAPAN FOOD ZONE」では日本 文化紹介の一環として、ソースカツ丼や焼きそばなどの日本食を提供するエリアを設置しました。連日長蛇の列ができるほど好評でした。)
タイの脱炭素情勢
タイは日本と同様に2050年までのカーボンニュートラル達成と、2065年ゼロエミッションという目標を掲げています。
カーボンニュートラルに向けたエネルギー政策として、タイ国家エネルギー計画の枠組み(2021年)が公表されています。
ユアサ商事の海外事業
ユアサ商事では、ウェアラブルカメラを活用した遠隔省エネ診断や、二国間クレジット制度(JCM)を用いた省エネ機器導入など日本だけでなく海外においても同様のカーボンニュートラル支援が可能です。