当社グループは、350年以上受け継がれてきた経営基盤を更に進化させ、来るべき未来につないでいくために、企業理念に基づいた「サステナビリティ宣言」を2021年10月に発表いたしました。
サステナビリティ宣言は「地球環境との調和」「良品奉仕の事業活動」「人間尊重の経営」から成っており、その実現に向けた推進体制として、代表取締役専務を委員長とするサステナビリティ推進委員会と総合企画部内にサステナビリティ推進室を設置し、アクションプランを推進しております。
具体的には、2026年3月期までにCO2排出量を(2022年度比)30%削減するとともに、2030年度までにユアサ商事グループ全体のカーボンニュートラルを目指します。また、生物多様性の対応として、2022年よりマレーシア国クダ州ムルボック湿地保護林において、マングローブ林再生を通じた環境保全活動「ユアサ商事の森プロジェクト」を開始し、植樹や環境教育プログラムを実施いたしました。
サステナビリティ宣言にある「良品奉仕」とは、当社が昔から大切にしている言葉です。良品を提供することでマーケットに奉仕していくこと、それによってサステナビリティを実現する一助になりたいという創業期から変わらぬ「商いの精神」が込められています。
今後もサステナビリティ宣言を旨に、ステークホルダーの皆さまとともに、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に向け邁進してまいります。