仮設資材AIカウントシステム

INTRODUCTION

建設の現場において、使用する資材は多種多様でメーカーや用途によって様々な形状があります。
そのため、資材の数量管理を自動化することが非常に困難でした。

現状、資材センターや建設の現場では、資材の返却や受入の際に数量を確認しています。
資材を運搬するトラックは、資材の検収や数量確認で待たされることが多く、そのため資材センター周辺ではトラックの渋滞が多く発生し、この待ち時間が物流2024年問題解決の大きな妨げになっています。

一方、資材メーカーも、出荷や棚卸しの際に資材の数量を確認しており、これらが業務の負担になっています。

今回開発したシステムは、資材を撮影し、AIによる画像認識技術によってその数量を自動でカウントします。これまで1個ずつ目視でチェックしていた物品管理作業を自動化することで、作業員の業務負担と作業にかかる時間を大幅に削減することができます。労働人口が減少する建設業界において、省人化・省力化および生産性の向上に貢献してまいります。

FEATURE

① AIによる自動解析

今回開発したシステムは、仮設資材を撮影し、
AIによる画像認識技術によってその数量を自動でカウントします。

before

after

タブレットで写真を撮るだけで数量を自動カウント

② 複雑な形状の資材も対応可能

複雑な形状も対応できます。

別途追加費用をいただくことで
お客様固有の資材の
追加学習に対応します。

③ お客様の資材管理システムとの連携

ご要望に応じて、お客様がご利用の資材管理システムとの連携を検討致します。
是非、ご相談下さい。

導入までのフロー

  • カウント対象物の確認

  • 確認フォームによる
    業務内容の確認

  • 資材現場・
    資材管理業務の確認

  • お見積り

CASE STUDY

株式会社エルライン
執行役員 兼 販売レンタル事業部長 兼 資材管理部長
尾形 友樹 様

レンタル資材返却時の検数作業には労力と時間がかかり、カウントミスによる滅失も大きな問題でした。またサイズの大きな資材は、ばらして数える必要があるため、時間とスペースを使います。AI自動カウントの導入で、一束10~15分かかっていたカウント作業が30秒で終わり、滅失も防げるため省人・省力化が実現しました。

AI ENGINE DEVELOPER

connectome.design株式会社
代表取締役社長 佐藤 聡

製造業向けAI開発・AI活用戦略コンサルティング多数

略歴 ・(社)日本ディープラーニング協会創業理事
・内閣府「未来技術x地方創生検討会」検討委員
・環境省「令和元年度2050年を見据えた地域の特性を活かした地域循環共生圏のあり方に関する検討委託業務」アドバイザ
・「JST未来社会創造事業 超スマート社会の実現領域」研究開発運営会議委員

EVENT

様々なイベントで建築業のみなさまに多大なご関心をいただいております。