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瑞浪市学園台スマートコミュニティ事業が経済産業省「地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業」に採択されました
2015年8月10日
岐阜県瑞浪市(市長:水野光二、以下、瑞浪市)とユアサ商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:佐藤悦郎、以 下、ユアサ商事)が推進する(仮称)瑞浪市学園台スマートコミュニティ事業に係る事業計画策定事業が、経済産業省の 「平成26年度地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業 (構想普及支援事業)」に採択されました。
本事業計画は、ユアサ商事が開発事業とエネルギー事業の双方を担い、瑞浪市および地元事業者が連携することで地域 経済活性化を目指すスマートコミュニティ事業となります。
本事業計画を通じて、瑞浪市が環境基本計画等において目指す都市像に合致した地方創生の実現を目指します。
事業計画策定の目的
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瑞浪市学園台地区(ガーデンシティ瑞浪学園台内)に面的な分散型エネルギーシステム・サービスを導入する ことで、低層住宅地をスマートコミュニティとして再構築し、競争力のある住宅地を整備します。
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上記により瑞浪市の定住人口の増加を図り、市の地方創生に寄与します。
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「既存住宅ストックのスマートコミュニティ・リノベーション事業」のビジネスモデルを構築し、今後の中古 住宅ビジネスのプロトタイプを創出します。
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地域エネルギーサービスを核とした地域事業者によるエリア・マネジメント事業を実現し、持続可能なビジネ スモデルを構築することで、今後の他地域への事業モデルとして展開します。
事業計画概要
ガーデンシティ瑞浪学園台の新規街区約300 区画を対象にスマートコミュニティを創出します。街区内での複 数世帯(4世帯~5世帯)で太陽光発電、太陽熱集パネルなどのエネルギー設備や蓄電池、インフラを共有する ことで、再生可能エネルギー・未利用エネルギー等の利用の最適化を図るとともに、再生可能エネルギーを街区 内消費するシステムを構築します。既存街区についても、段階的に省エネ化、高効率化を図る計画とします。
事業計画の主な特徴
以下の特徴を具備することにより、エネルギーの地産地消とその最適管理の実現について検証します。
①太陽光発電システムについてはエネルギーサービス事業者が保有し、固定価格買取制度を活用せず街区内で消費します。
②4世帯~5世帯の1棟は太陽熱集熱パネルを設置し、そこで得られた太陽熱温水を4世帯~5世帯で共有する貯湯槽に集めます。
③地中熱を有効利用し空調の省エネを実現します。
④地域一括受電を行い、太陽光発電システムの出力変動については街区共有の蓄電池に吸収します。
⑤CEMS(地域エネルギーマネジメントシステム)&HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を活用し街区での最適なエネルギー利用を実現します。
瑞浪学園台スマートコミュニティ事業計画のイメージ図
事業計画の策定体制とスケジュール
ユアサ商事と瑞浪市が下図の協力事業者と連携して下記スケジュールにて事業計画を策定します。
ガーデンシティ瑞浪学園台の概要
- 所在地
- 岐阜県瑞浪市学園台1丁目~5丁目
- 敷地面積
- 361,502㎡
- 総区画数
- 約600区画
- 名称
- ガーデンシティ瑞浪学園台
- ホームページ
- http://www.mizunami-gakuendai.net
ガーデンシティ瑞浪学園台の所在地
現在のガーデンシティ瑞浪学園台全景
ユアサ商事株式会社 総合企画部広報担当 TEL:03-6369-1133
岐阜県瑞浪市 まちづくり推進部 TEL:0572-68-2111
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