基本的な考え方
ユアサ商事グループは人権方針に則り、国際人権章典(世界人権宣言と国際人権規約)、労働における基本的原則および権利に関するILO宣言など人権に関する国際的な規範の遵守に努めます。
国際労働機関(ILO)が推進する「雇用及び職業における差別の排除」に則り、法定最低賃金を遵守し、同一職務レベルにおいて、統一された報酬体系(同一労働同一賃金)を適用するとともに、児童労働・強制労働の禁止、安全で健康的な労働環境、適切な労働時間管理等の労働慣行の促進を図ります。
また、ユアサ商事グループは結社の自由及び団体交渉権を支持します。
指標と目標(単体)
2023年3月期実績 | 2024年3月期実績 | 2026年3月期計画 | |
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有給休暇取得率 | 62.8% | 67.8% | 70% |
平均総労働時間 | 1,955時間 | 1,934時間 | 1,920時間 |
取り組み
労働基準、労働環境等
社員の健康や効率的業務推進をめざし、労働環境整備の推進に取り組んでいます。
人事制度や給与体系、各種手当の整備、福利厚生の拡充、業務効率化ツールやシステムの導入など、積極的な改革意識によって、労働時間を削減しつつ、顧客にはこれまで以上の価値を提供する、高・生産性組織を目指しています。
働きやすい環境づくりのための各種制度・施策
制度・施策 | 概要 |
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時間単位の有給休暇 | 半日有給休暇、1時間単位の休暇取得 |
永年勤続休暇 | 永年勤続表彰者(10年ごと)が取得できる連続5日の休暇 |
全社PC19時シャットダウンシステム | 残業時間削減と夜型勤務体質の改善を目指し、パソコンシャットダウンシステムを導入 導入前より約60分の残業時間削減に成功 |
オフピーク通勤 | 1日単位で就業時間の繰り上げ、繰り下げが可能 |
福利厚生
選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」
多様化する社員の福利厚生のニーズに対応すること、全員が公平に利用できることを目的に、選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」を導入しています。社員に対して、一定期間(1年間)に利用することのできる福利厚生費の枠をポイント化して付与し、そのポイントの範囲内で各自の生活スタイルや価値観に合った福利厚生メニューを選択・利用してもらう制度です。社員一人ひとりが自ら選んで利用する制度であり、時代の変化、ニーズの変化に柔軟に対応できます。
労働組合
ユアサ商事とユアサ労働組合とは、相互に対等な立場に立ち、公正な理解と信頼に基づき、企業の健全な発展と社員の労働条件並びに労働環境の改善を図ることを目的として労働協約を締結しています。